いじめという不安
トルーパー501です。
今回は、いじめについて。
近頃、社会問題にもなっているいじめ。筆者もいじめられた経験があります。
いじめが人間に与える影響について。筆者を例にみていきましょう。
まず、人を信用できなくなりました。
これは、誰にいじめられたかによると思いますが、筆者は仲の良かった友達に、ある日突然いじめられたので、信用できなくなりました。
それまでは仲が良かった人にいじめられるのは、恐怖以外にも、裏切りや恨み、困惑を味わうので、精神的ダメージは非常に大きいです。
筆者をいじめた人達は、その後もクラスの人と仲良くしたりしていたので、クラスの皆がそいつらの味方に見えて、怖かったという二次被害もありました。お陰で今は、友達がほとんどいません。
次に、人の頼みを聞かなくなる。これは、筆者がいじめてきた人達に、無理な頼みをされたからです。
ある日、人気のないところに呼び出されて、別のターゲットを一緒にいじめないと、今までよりひどいことをする、と言われました。
筆者は、子供の頃から弱虫で臆病だったので、それに従い、別のターゲットをいじめっこと共にいじめました。
そのターゲットはしばらく学校に来なくなり、先生が心配してその子に理由を聞きました。
勿論、そこでいじめがバレました。筆者もいじめっこと一緒に怒られましたが、そのときに思ったのは、反省ではなく、頼みを聞いてしまったことの後悔でした。
お陰で筆者は、人の頼みを聞きづらくなりました。物も貸さない、宿題も見せない、助けない。なぜなら、利用されてる気がするから。
筆者の周りからは人がいなくなっていきました。でもそれで良いんです。利用されませんから。
これの影響で、アドバイスも聞きづらくなりました。なんだか命令されてるみたいで嫌なんです。勿論、成長が遅いです。
最後に、独りを気にしなくなった。
これは、いじめそのものよりも、その後の生活の影響が大きいです。
子供は、誰がボスで、誰が嫌われもので、誰がいい人か、すぐに見分けます。純粋ですから。
そのため、いじめられっこだった筆者は友達とみなされず、いじめられ易くなりました。
その最たる例として、こんなことがありました。
ある日最初に書いたいじめっこに、別の人達が味方して、筆者を運動場でリンチしました。
楽しそうに笑ってました。同級生と下級生のグループで、10人位いました。
下級生に笑われたのがショックで、そのあと一人で泣きました。勿論、親には恥ずかしくて言ってません。
その後、筆者が下級生に笑われた話が広まったのか、どんどん軽蔑されていきました。
学校では、休み時間独りでした。当時はそれが辛かったです。なぜなら、いつもは友達と遊んでいたから。その友達ももはや敵とみなしていましたが。
そして、不登校になりました。全部で2ヶ月ほど。その2ヶ月は、筆者の孤独への考えを改めさせました。
孤独は、それまでは何となく悪いものと思っていました。友達がいないみたいで、嫌だったんです。でも、不登校の時は、家で独りのことが多く、なおかつ遊べて楽しかったので、孤独は悪くない、という考えになりました。
結局、このいじめは先生にバレて、いじめっこがもういじめないから仲良くして。と言って解決したことになりました。
筆者は、許していませんでしたが、いいよと言いました。
それから、いじめはなくなったか。なくなりませんでした。
一度いじめられた人間が元の地位を取り戻すのは不可能なようで、いじめはありました。
同じいじめっこからも、別のひとからも。
何より嫌だったのは、先生が段々めんどくさそうになっていくところです。
高学年になるにつれて、先生の対応が雑になっていきました。
それも、人を信用できなくなった理由の一つです。
以上、いじめの影響について。皆さんはこんなふうにならないでください。