将来が不安すぎて吐きそうな気持ちを嘔吐

人工知能 自殺 鬱病 仕事 奨学金 あなたの回りにも不安が一杯

もう今以上によくならない不安

トルーパー501です。
今回は将来について。

近頃、また大企業の不祥事が相次いでいます。

その代表格が神戸製鋼。国内外に鉄などを提供する超大手企業です。その超大手で、不祥事がありました。詳細は、ネットニュースや新聞の方によく書いてあります。

今回言いたいのは、その詳細ではなく、影響です。神戸製鋼のような超大手の不祥事が発覚すると、その影響力は凄まじいです。特に、神戸製鋼は、日本の主な産業である、もの作りに大きく関わっているので、超大手の中でも特に影響が大きいと言えます。

まず、日本のもの作りは、飛行機や自動車などが主です。その原料にはもちろん金属が含まれます。その金属を提供するのが神戸製鋼です。つまり、神戸製鋼が今回のような、品質に関する不祥事を起こすというのは、日本のもの作りの品質も疑われることに繋がるのです。

メイドインジャパンというブランドの価値を大きく下げるのです。

日本の経済が衰退していくことは、多くの本や新聞で言われています。しかし、その中で救済措置を紹介しているものもあります。その救済措置として挙げられるものの中に、日本のもの作りが挙げられることもあります。

これまで培ってきた技術とメイドインジャパンブランドを駆使して、海外に高品質、高性能、低価格の商品を売れば、日本の経済は再生する。そう書いてあることもあります。

確かに、日本には、トヨタのような世界的メーカーがいくつもあります。しかし、今やそのほとんどが、不祥事や買収、経営不振による撤退などによって、存在感を薄めています。

そこに今回の神戸製鋼です。完全に追い打ちです。もはや、日本の企業の信用は、世界でがた落ちです。製品データは改竄する、粉飾決算もする、そもそもの素材の品質も信用できない。こんな国を誰が信用するでしょうか。

日本は、再生の道すら絶たれつつあります。もう今以上によくなることはないでしょう。あなたはどうしますか。日本に居続けますか。

人生設計が崩れる不安

トルーパー501です。
今回は将来設計について。

あなたは、自分の将来設計をしていますか。高校はどこに行って、大学はどこの大学に行って、どこの会社に就職して、何歳までに結婚して、子供は何人持って、老後に備えて何歳までにいくら貯金するかなど、色々ありますね。

それは良いことです。きちんと設計していた方が、自分が今何をすべきかよく分かりますから。

しかし、その設計は、狂うことがよくあります。受験失敗、就活失敗、結婚逃しなど。そのなかには自分の責任で引き起こされるものもありますが、社会のせいで引き起こされるものもあります。リーマンショックなどがその典型ですね。

そして、この先、そういったことがよく起こりそうなのです。何度も書いている人工知能や国際情勢、日本の社会問題など、様々な要因によって、社会がめまぐるしく変化しそうだからです。

例えば、人工知能によって新卒採用の枠が狭まり、就職に失敗することも考えられます。また、日本経済が更に衰退して、思ったような給料を貰えないということも考えられます。

そして、これからの社会の変化は非常に早いです。年上の方々どなたに聞いても、昔より社会の変化は早いと言います。確かにそうです。固定電話の登場から携帯電話までと、携帯電話からスマートフォンの登場の間隔は、明らかに後者の方が短いです。

あなたは、10年前に、スマートフォンを常に見続ける社会を想像できましたか。できなかったでしょう。

携帯電話などの科学技術だけでなく、社会もそうです。トランプ大統領のような人が当選するなど、10年前なら考えられませんでした。イギリスのEU離脱も考えられませんでした。恐ろしいです。

すると、こうも考えられます。これから先は、さらに予測不可能かつ猛スピードで社会が変わると。

その時、あなたの人生設計はどうなるでしょう。社会のせいで狂うこともあるでしょう。また、社会に追い付けないあなた自身のせいで狂うこともあるでしょう。

狂わせないためには、社会に対してアンテナを張り、変化に適応することです。

しかし、そんなことができるでしょうか。恐ろしい速さで予想だにしない方向へと進む社会を知ることだけでも苦しいのに、それに合わせて自分を変えなければならない。そんなことができる人は少ないでしょう。

自分を変えることは非常に難しいです。ストレスです。それなのに、時代に合わせて瞬時に変えていかなければならない。そこではもう、人生設計など、なんの役にもたちません。5年先を考えるだけだも難しいのに、老後など恐ろしいです。

つまり、これからやるべきなのは、将来ではなく、今日明日に社会がどうなっているかを見て、考え、しっかりと今のことを大事にしていきることです。

今日を生きて、明日は明日の変化に合わせる。繰り返していけば、恐らく、何十年も先を考えて生きるより、長生きできるでしょう。

人工知能のブラックボックスという不安

トルーパー501です。
今回は人工知能ブラックボックスについて。

ブラックボックスとは、中身の見えないことを表すことに使われる言葉です。飛行機のブラックボックスが有名です。万が一の事故の時のために、操縦席の会話を全て録音しており、いかなる事故でも壊れない頑丈な作りになっています。そのため、通常は中身の見えない箱なのです。

しかし、今回のブラックボックスは違います。中身は複雑で人間には理解できないものです。

以前、人工知能が理解できなくなる不安、という記事を書きました。そのなかで、人工知能の思考が理解できなくなると書きました。今回は、それをもう少し詳しく書きます。

まず、人工知能というのは、情報を与えられて(入力)、結果を示す(出力)までの間に、おびただしい処理を行っています。

それは、与えられたデータの関係と関係の強さを計算しているからです。その計算は、人間には理解できないほど多いです。

例えば、2,3個のデータなら、全ての組み合わせを計算しても大した数にはならないので、人間も後から計算を見れば理解できます。しかし、ビッグデータから得られるような大量のデータの場合、その計算は凄まじい回数行われます。すると、人間には到底追い付けず、理解もできないのです。

これが、どのように問題かというと、人工知能が何を根拠に結論を出したのかわからないでという点です。

もし、人工知能が将来あなたの会社に導入され、あなたの仕事である企画立案を助けたとしましょう。あなたは、人工知能が示したアイデアをそのまま会議に持っていきますか。その会議では当然、なぜその企画が会社に利益をもたらすのかを説明せねばなりません。そのときに、人工知能がこう示したから、としか言えないのです。上司の方々は納得してくれるでしょうか。しないでしょう。

このような、企画立案の話はまだ、万が一人工知能が間違っていたとしても会社に不利益をもたらすだけで終わります。しかし、病院の診察など、人の命に関わることであれば、大変なことになります。

人工知能の言う通りにしたら人が死んでしまった。そんなことが起こり得ます。

現に、インドの病院の診察では人工知能が用いられているところがあります。厳密には、人工知能ではないコグニティブコンピュータというコンピュータが用いられています。このコンピュータは、データとして存在する大量の医学に関する論文と、患者の症状を見比べ、最も可能性の高い病気を導きだします。そして、実際に成果も出しています。このコグニティブコンピュータは、医師と異なる判断をしました。そして、医師はそれに従い、自分の意見を覆し、患者を治療しました。すると、患者の病気は完治したのです。

結果だけを見れば、いい話ですね。しかし、医師が自分よりコンピュータを信頼したというと、かなり不安です。今回用いられたコグニティブコンピュータというのは、人工知能と違い、思考を追うことができます。結果だけでなく、そこに至るまでに参考にした論文も示してくれるからです。医師はそれを読むことで、コンピュータの判断が適切かどうかを判断できるので、人工知能よりも遥かに安心です。

しかし、もしこれが人工知能だったと考えるとどうでしょう。医師は何の根拠もなく、コンピュータの考えを優先したことになります。もし、その診断が間違いで、患者が亡くなった場合、誰が責任を取るのでしょうか。医師でしょうか、コンピュータを作った会社でしょうか。

また、逆に、コンピュータの判断を否定して、医師自身の判断を優先し、患者が亡くなった場合、なぜ人工知能の判断を否定したのかと説明を求められます。

この責任の問題は、以前書いた、自動運転の問題に似ています。アメリカで、自動運転の事故があった時、人工知能を作った会社は、
「自動運転はあくまでサポートであり、運転手は基本的にハンドルから手を離さないようにしておくように最初から忠告していた。だから事故の責任は運転手にある」
と述べました。これと同じようなことが医療の現場でも起こり得ます。人工知能はあくまでサポート。最終判断は医師に任せる。そのため、ミスがあれば医師の責任。明らかに医師の方が不利です。

このように、人工知能を命に関わる分野に導入すると、問題が起こるのです。原因は勿論ブラックボックスです。

私のような素人でもこの問題に気づけるのですから、専門家も当然気づいているはずです。しかし、世界では徐々に人工知能が導入されています。

裁判に人工知能が導入された事例もあります。これまでの再犯罪者のプロフィールから、再犯罪を犯しやすい人を特定し、それを判決に反映する仕組みです。その結果は、性別、国籍、年収によって再犯罪をすると見なされ、被告人は刑期を伸ばされました。当然、被告人は不適切だとして、人工知能製造元の企業に、人工知能の判断の根拠を示すように訴えました。しかし、企業は企業秘密であるとして、情報の開示を拒みました。今でも被告人と企業の裁判は続いています。

また、事故を起こしやすいバスドライバーを見つけることにも人工知能が使われています。その事例では、先程の裁判と同じように、性別、国籍などによって判断され、該当する人はドライバーとして働きづらくなりました。勿論、人種差別だとして訴えられています。

この二つの事例が気になったら、ネットで調べてみてください。

このように、人工知能には重大な問題がありますが、どんどん普及しています。もうすぐ日本にも普及するかもしれません。

不安を否定される不安

トルーパー501です。
今回は不安を否定されることについて。

筆者は、昔悩みを人に打ち明けたところ、
「必死に毎日仕事したり勉強したり、やるべきことをきちんとやっていれば、そんな考えにはならない。お前ちゃんとやってないだろ。」
と言われたことがあります。

これは正しいのでしょうか。

確かに、必死に何かをしていれば考えることを忘れます。

目の前のことしか目に入らなくなりますから。

しかし、それをしていれば悩みは生まれて来ないのでしょうか。

もし、それが正しいなら、悩みを無くしたければ、常に必死で何かをしなければならないことになります。

人間そんなこと不可能です。どこかに休憩がないと、必死に打ち込む気力はなくなってしまいます。

つまり、「必死に何かに打ち込んでいる間は、悩みが生まれない」というのが正しい言い方です。

よって、悩みがある人は必死にやっていないのではなく、休憩中に悩みが生まれてしまったということになります。普通のことです。

ではここで、新たな考えが生まれてきます。休憩中に悩みが生まれてしまうなら、考えなければいいじゃないか。休憩中はなにもせず、ボーッと過ごせ。

これは非常に危険です。なぜなら、悩むというのは考えたから悩むのであり、考えるのは、今やっていることに何かしらの不安があるからです。

例えば、自分が今やっている仕事は将来性があるのか。この勉強は将来役にたつのか。この練習は結果に繋がるのだろうか。そんな不安を持っているからです。

この、不安を持つことはいいことです。

自分のが正しいのかきちんと考え、将来を想像するのは普通です。

自分の人生について考えているのですから、全く無駄ではないです。むしろ有益とも言えます。

それでも、そんなこと考えるな、ただ目の前にあることに必死に打ち込め、という人がいます。

こんな人は、立場が上の人が多いです。上司、先生、親など。

なぜ言うかというと、考えられると都合が悪いからです。

仕事の将来性を考えられて、将来性がないと判断されたら社員が辞めてしまいます。その考えが周りにも広がったら大変です。

勉強が役に立たないと判断されたら、生徒や子供が勉強しなくなります。教える意味がなくなってしまいます。大変です。

つまり、あなたを都合よく利用したいのです。

もし、悩みがあるなら、それは人生について考えた証拠です。考えた結果の悩みなら、それは間違いなくあなたが導きだした、あなただけの考えです。もし、それで物事の価値を疑うなら、やめてもいいです。その責任を取るのは、あなたですから。

自殺を避けられない不安

トルーパー501です。
今回は自殺の機会について。

自殺は色々な場面で行われます。

中でも学校、家庭、会社、この3つが一般的です。

学校でいじめられたから、家庭に問題があるから、会社で上手くいかないから。そんな理由です。

他にも、就活に失敗したから、好きな人に裏切られたから、借金が返せなくなったから、行くあてがないから。色々あります。

逆に言えば、人生のどの時点でも自殺は起こりえるということです。

まず、小学校。いじめが辛い。先生が嫌。周りに合わせられない。これらに耐えられなければ自殺です。

中学は、部活動がしんどい、高校受験の失敗が加わります。

高校では、これが大学受験に変わります。人生において、大学の方が大事なので、失敗すれば、自殺する可能性は高くなります。

そのあとは就活。人生にかなり影響します。下手したら一生そこで働くかもしれません。しかし、失敗するとほぼおしまいです。

新卒を逃せば、就職はかなり厳しいです。

そのため、就職失敗は自殺を考える大きなきっかけになります。

しかし、成功しても安泰ではありません。会社の人と合わない。仕事ができない。パワハラ、セクハラ。ブラック。サービス残業

明らかに学校の時よりも深刻な問題に直面します。すると、自殺も考え易くなります。

その後、結婚したとしても、相手と気が合わない。借金作って逃げられた。子どもの問題。

退職後は、生き甲斐を失う。友人がいない。

このように、人生には自殺するタイミングがたくさんあります。

この先、不安定な時代になるため、自殺はもっと増えるでしょう。

もし、そのなかでも自殺せずに、天寿を全うできる人がいたら、すごいと思います。尊敬します。

ロボットと共存できるかという不安

トルーパー501です。
今回は、人間と近大できるロボットについて。

前回、DRCという大会で、ロボットが大したことなかったことを書きました。

世界最先端とも呼べるロボットは、階段をのぼり、ドアを開けることもままならないのが現状ということを世間に知らせてしまいました。

そして、転んだら中々立ち上がれません。少なくとも100キロはある体重を自分で起き上がらせるのは難しいのです。

しかし、ここで意外な収穫がありました。

それは、人間がロボットを応援するという光景でした。

ロボットが転び、パーツが吹き飛び、ネジが床に転がり、それでもなお立ち上がって任務を遂行しようとする姿に、思わず応援した人々がいたのです。特に子供が多かったらしいです。

確かに、そんなロボットを想像すると、少し感動します。まるで映画のようです。

ここで、一つの可能性が考えられます。

人と共存するロボットです。

これまで書いてきたような、人の仕事を奪うロボットではなく、人に助けられるロボット。

何かに秀でている訳ではなく、人と一緒でないとなにもできない、まるで子供のようなロボット。

人間の子供に助けることの大切さを教えるのには良さそうです。

また、逆に、ロボットの人工知能を活かして、子どもに勉強を教えるというのも考えられます。

体を使うのは不得意だが、頭を使うのなら大得意。子どもと欠点を補強しあうロボット。そんなのもいいです。

そんなに上手くいくとも思えませんが。

人形ロボットの不安

トルーパー501です。
今回は、人形ロボットについて。

人形ロボットとは、時の通り人の形をしたロボットです。

人に似ているので、人間の代わりにできる仕事が多いと期待されています。

例えば、危険な原子力発電所ないの作業や災害現場からの救出、調査作業などです。

しかし、残念ながらまだ実用化には程遠いです。

アメリカであるロボットコンテストがありました。それは、DRCと呼ばれる、国防省主催のコンテストで、世界中から予選を通過したロボットチームが競いあいます。

その内容は、先述のような、人間に代替できるロボットの競技です。具体的には、原発内を想定したステージで作業をさせます。

ロボットには人工知能が組み込まれており、チームの人間は簡単な指示を出すだけで、細かいことはロボット自身が考えます。

例えば、原発内に入れ、という指示を出せば、ロボットは勝手に前に進み、階段を上り、ドアを開けて中に入ります。

また、主催者からの妨害もあります。これは、通信妨害で、人間からの指示がなくても作業できるかを見るためです。

ここまで書くと凄い高性能なロボットが出てきそうですが、実際は違いました。

まず、予選を通過したチームは20組ほどいました。しかし、最後まで作業をできたのは僅か3チーム。

しかも、その3チームさえ、大した結果を残せなかったのです。

まず、予選を通過したロボットのほとんどが、歩いて階段を上るまでにリタイアとなりました。

指示されたのに動かないロボット。転んで故障し、動かなくなったロボット。階段を踏み外したロボット。そして、階段を上りきったものの、ドアを開けられなかったロボット。

ここまででほとんどがリタイアしました。

そして、それを通過したロボットで、全ての作業を完了できたロボットさえ、人間の7,8倍の時間をかけてしまいました。

階段を上るのも、ドアを開けるのも、壁に穴を開けるのも、全てが遅すぎる。そんなロボットばかりでした。

これでは、人間に代替することなどできません。

つまり、体を使って現場で作業をするような職業は、まだ安泰と言えます。

文系で仕事に困った人は、ここに就職するのもいいかもしれません。