ブレインマシンインターフェースの不安
トルーパー501です。
今回はブレインマシンインターフェース(BMI)について。
これは、脳波を外部に出力したり、外部から脳にデータを送信する機械です。
既にゲームや車椅子などに使われています。
なぜ、この話をするかというと、サイボーグ化の第一歩だからです。
脳を常にネットと接続させることで、より効率的な動きや方法をダウンロードすることができるので、非常に有益なものです。
最初は外付けの物でしょうが、その後脳内に手術で取り付ける物になるでしょう。
最近少しずつ普及しています。その原因は、小型化と価格の低下です。
さらに進めば、脳内につけられそうですね。
ところで、このBMI、あなたは脳内に付けようと思いますか。
自分の脳に直接とりつけ、常にネットと繋がっている。
まるで、いつも誰かと話しているかのよう。気味が悪くないですか。
自分の意識に誰かが常に入り込んでくる。
一人にはなれない。ずっと誰かと一緒にいなければならない。一人が好きな人には苦痛です。
また、そのBMIを誰が管理するのかという問題もあります。
常にネットに繋がっている以上、ハッキングや不正アクセスの問題はあります。
そのセキュリティを誰が担うのでしょう。国でしょうか、会社でしょうか。
その管理を担うものは、支配者になってしまわないでしょうか。皆が何を見ているか、どう繋がっているかがいつも分かる。プライベートも仕事も。
恐ろしくありませんか。
自分という、完全に独立した意識が存在せず、常に周りからの情報が入り込んでくる。そこに、あなたという個人が存在していると言えるでしょうか。