人工知能が仕事を変えてしまう不安
トルーパー501です。
今回は、人工知能が仕事を変えることについて。
これまで、人工知能は仕事を奪うと書いてきました。
実は、この考え方と似た考え方に、人工知能は仕事を変える、という考えがあります。
それは、人工知能は仕事の内容を変えるだけで、失業する人は余りいない、という考えです。
例えば、人工知能による自動運転が可能になれば、タクシードライバーという仕事は、運転手としての仕事ではなく、乗客に目的地の面白い情報を与えたり、世間話をしたりするというような仕事になる、ということです。
すると、これまで書いていたような、失業するドライバーは発生せず、その仕事の内容が変わるだけで済みます。
この考え方によると、人工知能は人類の仕事の半分以上を奪うという考えは、このような、仕事の内容が変わるものも含んでおり、実際に完全に失われるのは全体の9%にすぎないらしいです。
もし仮にそうだったとしたら、収入源を失う人は、これまでの考え方に比べて大幅に減ることになります。
そうなれば、世界的な格差の拡大は発生しづらいと考えられます。
しかし忘れてはならないのは、9%の仕事はなくなるということです。
そのなかに自分の行っている仕事や、なろうとしている仕事があったとしたらゾッとします。
特に、文系の大卒が就職するような、人事や総合職、経理だった場合、失業者や就活で失敗する人は沢山出ます。
やはり、人工知能は、人類にとって脅威でもあるのです。