将来が不安すぎて吐きそうな気持ちを嘔吐

人工知能 自殺 鬱病 仕事 奨学金 あなたの回りにも不安が一杯

自殺した後の不安

トルーパー501です。
今回は、自殺した後について。

最近、テレビや新聞などで、若者の自殺が問題にされています。昔と比べて、明らかに若者の自殺が増えているからです。

日本の若者の自殺は、先進国でもっとも多いというデータもあります。

一般的な原因は、将来に希望が持てないことが主です。就職や学業の将来について悩み、希望がないと分かると自殺するのです。

ところで、自殺する人って、その後のことを考えるのでしょうか。自分が死んだ後のことなんてしらない、というのがほとんどでしょう。もしくは、自殺するまで追い込まれているのだから、そんなこと考える余裕もない、というのがほとんどでしょう。

そこで、敢えて考えてみたいと思います。なんせ、これからは自殺がもっと増えるのですから。せっかくですし。

まず、自殺したひとの回りの人。特に親しい親について。

自分の子供が死んだのだから悲しむのは確実です。まともな親なら。そして、なぜ自殺を選んだのか探り出すでしょう。子供が自殺した方の話を見ていると、そういう方がほぼ100%です。

まず部屋にいって遺品を調べる。警察に頼んで色々見してもらう。パソコンのなかだって。スマホ、携帯のなかも。あらゆるものから原因を探ります。

次。友人を当たる。携帯、スマホの電話帳、LINEから友人を見つけ出して、一人一人話を聞く。子供と最後に何を話したか。悩みはありそうだったか。体調はどうだったかなど。とにかく聞きまくる。原因を知るために。

これだけやります。でも、大体はわからないまま終わるのです。恐らく原因であろう事にたどり着いても、家の子供がそんなことで死ぬだろうか、本当だろうか。こんな風に疑う気持ちが少なからず心に残る。そして、こう思う。もう一度だけでいいから子供と話したい。

正常な親なら、ここまでやるでしょう。大切にされてる気がしますか。死んでからも探ってきて鬱陶しいですか。人それぞれでしょう。

次に友人。親しいほどショックを受けるでしょう。なんであのこが。どうして。悩んでいるなら私に言ってくれればよかったのに。そんな風に思うかも。大事にされてますね。鬱陶しいかもしれませんが。

ここで、もっと大きな視点から考えましょう。社会の視点から。

まず、日本という社会。日本の社会には労働力がありません。不足しています。つまり、自殺するというのは、貴重な労働力が減ったとも考えられます。 

自分はもう働ける年齢じゃないとか、働く能力がないから関係ないと思う方もいるでしょう。そんなことないです。世の中には色んな仕事があります。高齢でも、能力がないと思ってても、意外と仕事はあるのです。探せば。

つまり、自殺は、日本の貴重な労働力を減らす行為なのです。

そして、日本の年間自殺者数という大きなデータの一部になります。

先述の通り、日本の自殺者は先進国でもっとも多いです。国際社会という大きな社会から見るとどう写るでしょう。印象が良くないのは明らかです。

つまり、自殺は、日本の国際的なイメージをダウンさせることでもあるのです。

また、日本国内からそのデータを見たとき。今度は生きているひとに影響します。自殺した人が若者であれば、最近の若者は生きる力がない。根性がなく、すぐ自殺したがる、とか。

データの一部になったとき、一人一人の自殺の原因は、さほど問題ではありません。どの原因が多かったかが重要です。

就活とか、学業とか、とにかく多いものを挙げて、自殺の原因の傾向を探ります。例えば、将来の不安とか、一まとめにしてしまいます。それが、生きているひと達へのイメージになります。若者は将来の不安に弱い。そんな感じで。

こうしてみると、自殺した後にも、色々不安があるのが分かります。自分が死んだらどうなるのか。どう影響するのか。少し視点を変えると、こんな風になるのです。

ここで、人工知能を加えてみましょう。

人工知能は人の仕事を代わりにできる。だから、労働力不足の解決になります。

すると、先程の、自殺は貴重な労働力を減らす、という考えが否定されることになります。

人工知能がやってくれるから、労働力は問題じゃないよ。自殺してもそこには影響しませんよ。そんな風に考えられませんか。

人工知能の恐ろしい所は、こんな部分にも出てくるのです。まるで、人の命の価値を変えてしまう。恐ろしいですね。

自殺を考えることはよくありますが、こんな風に考えると、どうにも踏み切れないのです。親とか回りの人、人工知能が頭のなかでひしめき合って、悩み続けるのです。どうしよう。