文系就職の不安
トルーパー501です。
今回は、文系の就職について。
前回、本当に人工知能に代替されそうなのは、文系の仕事とかきました。
具体的な例でいうと、経理、総務、人事、営業などです。
理由は、人工知能はパターン認識においては、既に人間を遥かに上回っているからです。
ここでいうパターン認識とは、共通点を見つけることを指します。
人事なら優秀な人の共通点、経理なら過去のデータの共通点から数字の関係、総務なら過去のデータから各事業の関係、営業なら過去のデータから買ってくれる相手の共通点などを明らかにします。
これらは、今までなら経験や思考で人間が行っていました。
しかし、仕事のコンピューター化によって、あらゆる仕事がデータとして残り、ビッグデータとなったため、人工知能がそれを解析することで、人間を遥かに上回る仕事ができるようになりました。
人が働くのはせいぜい40年ぐらいですが、人工知能なら、メンテナンスと更新さえすればほぼ永遠に働けます。永遠でなくても、人間より遥かに長く働けるのは明らかです。
経営者の立場から見れば、人工知能の方がいいです。
お金のある企業なら、我先にと人工知能を導入し、業務の効率化と人件費の削減を図るでしょう。
そもそも文系職は、大量の人間で業務を行う労働集約的な仕事なので、人件費が高いのです。そのため、人工知能を導入するのは、大きなメリットとなります。
もし、あなたが文系ならば、就職するのは、人工知能を導入するお金のない中小零細か、単純労働させられる非正規などでしょう。
残念ながら、そういう世の中になりつつあります。