将来が不安すぎて吐きそうな気持ちを嘔吐

人工知能 自殺 鬱病 仕事 奨学金 あなたの回りにも不安が一杯

若者の不安

トルーパー501です。
今回は、若者について。
若者に関する問題は最近多いです。結婚しない。恋人いない。車買わない。そもそももの買わない。酒飲まない。など。他にも沢山あります。これらはよく、若者の○○離れ、といわれます。

なにが問題なのでしょう。こういうことを問題にするひとは、大体若者ではないひとです。つまり、上の世代。自分達の時と何か違う。こうあってほしい、こうあるべき若者像じゃない。問題だ。そういう考えです。

気持ちは分かります。下の世代が、自分と価値観や知ってるものが違って驚くのは普通です。

ですが、問題にするばかりではダメです。その原因とか、解決策を考えなくてはなりません。

上記の問題の原因としてよくあげられるのが、若者はお金を持っていない、ということ。

今の時代、働いた分が全てお金になることは珍しいです。サービス残業がその代表です。上の世代の方々は、しっかりお金を貰っていたので、若いときに、色々買えたり、恋人作ったりできたのでしょう。

上の世代の方々は、経済が発達してピークに近いときに働いていたので、お金がもらえました。でも、今の、経済が衰退しつつある時代に働く若者は違います。もらえません。企業は利益を得るためにまず、人件費を削るからです。当然と言えば当然です。よくあることです。

なんだか、若者が可哀想ですね。
でも、可哀想でも、誰も助けてくれないのが現実です。今時給料を上げる会社は珍しいです。政府は、高齢者には色々あげますが、若者にあげるものはありません。若者は働いてお金を稼げるから要らない。高齢者にはそれができないからサービスします。一般的な考えではこうなります。

そして、今の若者には、更なる追い討ちがあります。何度も書いている通り、人工知能です。仕事がなくなるのです。今の若者は、学校でプログラミングを習わずに卒業しました。そして、人工知能は、プログラミングでできています。人工知能の考えを理解して説明するには、プログラムを理解しなくてはなりません。これからの仕事は、人工知能が用いられます。運よく仕事につけても、人工知能の提案や発想を理解して、説明できないと、仕事にならないでしょう。つまり、今の若者は、人工知能に仕事を奪われるだけでなく、仕事についても仕事ができないと、なるのです。

前に書きましたが、これからは、小学校からプログラミング教育が行われようとしています。よって、今の若者より下の世代はプログラミングができるようになります。ちなみに今の若者より上の世代は、既に社会での一定の地位をてにいれているので、若者に入る隙間はありません。下から追い越され、上に奪われ、若者は行き場を失います。

行き場を失った若者はどうなるでしょう。最初のうちは両親のいる実家で暮らすかもしれません。では、親が死んだあとは?余程のお金持ちでない限り、自分でどうにかお金を稼がないといけません。しかし、先述の通り、仕事がないのです。行き場がないのです。

社会の変わり目に自殺が増えることは、以前にもかきました。恐らく、今の日本の若者は、その代表的な例になるでしょう。人工知能という社会の変化に、最悪のタイミングで巻き込まれた哀れな世代。そんな風に思ってくれる人さえ、いないかもしれませんが。