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貧乏な家の子供は夢を持たない方がいい

トルーパー501です。
今回は、貧乏な家の子供の夢について。

子供の頃は、大概誰でもゆめを持っています。大きくなったら○○になる。そんな夢。

大変微笑ましいので、大人は可愛がります。そうか、頑張れよ。大丈夫、きっとなれるよ。

でも、そういう夢って、叶えるのは凄く難しいです。

子供が憧れるような仕事は専門職が多いです。プロスポーツ選手、科学者、パイロットなど。

専門職に就くには、それに通ずる教育を受けなければなりません。

プロスポーツなら、幼い頃からそれをやる。つまり、習い事。部活動。

科学者なら、その分野の大学院まででないといけません。

パイロットなら、専門の教育機関があります。

全部お金が掛かります。全部。

しかも、必ずそれになれる保証がありません。プロスポーツ選手は特になれる保証がありません。

高校ですら進学を迷うような家なら、奨学金を借りなければなりません。

奨学金がいかに恐ろしいものかは、別の記事で書きました。人生設計を大きく狂わすものです。

そのため、幼い頃からの夢を叶えるのは、非常に大きな掛けとなります。

もし、叶わなければ、残るのは奨学金だけ。

夢のためなら頑張れる、という人もいるかもしれませんが、貧乏な家では、そもそも頑張れる環境がありません。

お金がないのですから。とにかく、環境に頼らず、ひたむきに努力するしかないのです。

周りの人々からの貧乏であるが故の批判や、多くの誘惑、自分への甘えに打ち勝って、なおかつ人一倍努力しなければなりません。

そんな精神力のある人は、極々一部です。

ましてや、人生経験のない子供ならもっと少ないです。

よって、貧乏な家の子供は、夢を持たない方がよいのです。

さらに、もうひとつ問題なのが、小さな夢すら叶えられない、という点です。

上記のような目立つ仕事ではなく、普通の会社員や公務員になって、家族と幸せに暮らす。それができれば他には何も望まない。そんな夢すら、です。

何度も書いているように、日本は衰退の一途をたどっています。そこに、人工知能外国人労働者がやってきて、就職口は益々小さくなります。

今でさえ、いい大学を出ていないと就職が難しいというのに、そこからさらに難しくなるのです。

つまり、良い大学に入らなければ、就職できません。まっているのは非正規雇用

勿論、家族なんて持てません。養えませんから。

貧乏な家の子供は、夢をもたず、欲をもたず、望まず、ただひっそりと独りで生きていくのが堅実です。

これらは勿論許されるべきではありません。うまれた家で、夢を叶えられるかどうか決まってしまうのは、平等ではありません。ダメです。

しかし、残念ながら、現実なのです。すぐには変わりません。今、貧乏な家に生まれてしまっている人は、この社会のなかで成人するでしょう。夢を叶えられない社会で。

私のように。