将来が不安すぎて吐きそうな気持ちを嘔吐

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生活保護の不安

トルーパー501です。
今回は生活保護の不安。
生活保護。事情があって働けない人や、収入のないひとに一定の金額を支給することで、最低限の社会的生活を保障する制度。
これまで、収入源がなくなったらどうしようという話を何度かしてきました。
じゃあ生活保護でいいじゃん。そういう人もいるでしょう。そうです。収入がなくなったら生活保護に頼ればいいのです。生活保護で生活しながら、お金を稼ぐ手段をてにいれて、また普通の生活をしよう。
ホントにできるでしょうか。新聞やネットニュースでこんな話をみたことはないですか。「生活保護を申請したが、受け付けてもらえなかった。受け付けてもらったが、期限が短い。ホームレスになったからもらおうとしたが、住所がないことを理由にもらえなかった」など。私は何度かこの様な話を見ました。
そういう記事は大体、「国の制度が十分でない」とか、「行政の怠惰」などと締めくくります。
本当にそうでしょうか。今、国は税収が足りない、とよく言います。高齢化による年金、健康保険を賄えないと。また、税金を沢山納めてくれた巨大企業も次々駄目になり、外資系企業に買収されたり、倒産したりしています。さらに、少子化で、働いて税金を納めてくれるひとは益々減ると考えられます。国どころか、地方自治体など日本のどこにも金がないのです。
つまり、生活保護が受け付けてもらえなかったのは、金がないからです。
この人はまだ若いから、頑張ったら仕事見つけそう。ホームレスだけど、何とか生活してそう。こういった考えで、受付拒否をしているのでしょう。
逆に、老人のかたは、この先長くないし給付期間も短いだろう。給付しよう。こんな考えでしょう。
先述の通り、これはお金がないからです。だからといって、これが許されるわけではありません。生活保護をもらいにいったひとのなかに、本当に生活に困っている人がいるのは事実です。
つまり、国が行うべきは、税収が少なくなるなかで、無駄な歳出を見つけ、生活保護に当てられるお金を作り出すことです。
しかし、そうしたからといって、困っている人がみんな生活保護を貰えるとは限りません。
これから先、先述の通り、働いて税金を納めてくれるひとは減ります。一方、人工知能などに仕事を奪われ、生活に困る人は増えるでしょう。
するとどうなるでしょう。生活保護は基準を高くして、より生活の厳しいひとにのみ給付するか、一人当たりの金額を減らすでしょう。
これですべての人は救われるでしょうか。ムリです。
日本は益々、弱者に厳しい国になるのです。